こんにちは、芦屋まにわ歯科です。
年明けからあっという間に1月も終わりが近づいてきました。
少し遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、1月も複数の勉強会に参加してまいりましたので、今回はその中から先日参加した勉強会についてお伝えしたいと思います。
先日、**神奈川で開催された「S.E.A. Microscope × Direct Restoration Hands-On Beginner’s Course」**に参加してきました。
マイクロスコープを用いたCR修復(コンポジットレジン修復)について、実習をメインに学ぶハンズオン形式の勉強会です。
近年、歯科治療においてマイクロスコープの重要性はますます高まっています。
当院でも、より精度の高い治療、歯をできる限り残す治療を行うためにマイクロスコープを活用していますが、今回の勉強会では基本操作から臨床応用までを体系的に見直し、治療の質をさらに高めるための内容を学ぶことができました。
マイクロスコープとは?なぜ歯科治療に必要なのか
マイクロスコープとは、治療中の歯を肉眼の最大20倍まで拡大して見ることができる歯科用顕微鏡です。
小さなむし歯や細かな段差、肉眼では見えにくい部分まで確認できるため、
・むし歯の取り残しを防ぎやすい
・健康な歯を削りすぎない
・治療の精度が高まる
といったメリットがあります。
勉強会では、マイクロスコープの基本的な使い方から安定した視野の作り方まで、基礎からしっかりと学び直しました。
むし歯治療(CR修復)を実習中心で学びました
今回特に力を入れて学んだのが、CR修復と呼ばれるむし歯治療です。
CR修復とは、むし歯を取り除いた部分に歯と同じ色の樹脂(レジン)を詰めて修復する方法です。
この治療は見た目が自然な反面、
・詰め物の形
・隣の歯との接触
・段差やすき間
など、細かな部分の精度がとても重要になります。
わずかなすき間や段差が残ってしまうと、そこから汚れや細菌が入り込みむし歯の再発(いわゆる二次カリエス)につながる可能性があるため、より高い精度が求められます。
勉強会では、実際に手を動かしながらより適合の良い詰め物を作るための考え方や手順を実習中心で学びました。
「できるだけ削らず、歯を残す」治療のために
歯は一度削ってしまうと元には戻りません。
だからこそ当院では必要最小限の切削で歯を最大限に保存する治療を大切にしています。
マイクロスコープを使うことで「削るべきところ」と「残せるところ」をより正確に判断できるようになります。
その結果、不要な切削を減らすことができ修復の精度も向上します。
これは歯の寿命を延ばすことにつながり、患者さんにとって非常に大きな価値だと考えています。
今回の勉強会ではこうした技術や考え方を改めて整理・確認することができ、日々の診療にすぐ活かせる学びが多くありました。
基礎を見直すことで自分自身の治療を客観的に振り返る良い機会にもなり、個人的にも非常に勉強になったと感じています。
また今回の勉強会はマイクロスコープをこれから診療に取り入れていきたい先生はもちろん、すでに使用している先生にとってもCR修復の考え方や手技を改めて整理し、もう一段レベルアップするきっかけになる内容だと感じました。
まとめ
これからもより安心で精度の高い治療を提供できるよう、知識と技術のアップデートを続けていきたいと思います。
むし歯治療や詰め物について不安なことがあればどうぞお気軽にご相談ください。
当院では、今回学んだ内容を日々の診療にしっかりと反映し、患者さんにとって「安心できる」「長く使える」治療を提供できるよう努めてまいります。