歯科コラム

Column

寒い時期に増える「知覚過敏」~冬の知覚過敏におすすめの予防・ケアについて~

2025.11.17

こんにちは、芦屋まにわ歯科です。
寒くなると温かい飲み物でホッと一息つきたくなりますよね。
皆さんは冬に温かい物を口にした時に歯がしみたり、冷たい空気が当たってズキっとするなどの症状が出たことはありませんか?
それらは知覚過敏かもしれません。

◆知覚過敏とは

歯の内側にある象牙質が露出することで起こります。
本来、象牙質は歯の表面のエナメル質に守られていますが

・強いブラッシング
・歯ぎしりや食いしばり
・歯ぐきの下がり(加齢・歯周病)

などによってエナメル質が薄くなると温度変化や酸、ブラシの刺激が神経に伝わりやすくなり、冷たいものや熱いものがしみるようになってきます。

◆冬場のホットドリンク

寒くなるとホットドリンクを飲む回数も増えますよね。
熱い飲み物と冷たい空気を繰り返し口にすることで歯の表面が温度差によるストレスを受け微細な亀裂が入りやすくなります。

また、レモンティーやホットワインなど酸性の飲み物はエナメル質を溶かす作用があるため注意が必要です。
そしてコーヒー・紅茶・ココアなどは着色がつきやすく、歯の黄ばみを強めてしまうこともあります。

◆知覚過敏の予防のポイント!

1.やさしく磨く
みがく力が強いと歯ぐき下がる原因になります。力を入れず小刻みに動かしましょう。

2.知覚過敏用の歯みがき剤を使用
 硝酸カリウムや乳酸アルミニウムなどが配合されたものがおすすめです。

3.酸の強い飲み物のあとはうがいを
 飲んだ直後の歯は酸で柔らかくなっています。
 すぐに歯を磨かず、水でうがいして30分ほど置いてからブラッシングをしましょう。

4.歯ぎしり・食いしばりのケア
ナイトガード(マウスピース)で歯の削れを防ぐことができます。

◆着色への対策と予防!

ホットドリンクによる着色は、日常のブラッシングでは落としきれないことがあります。
定期的なクリーニング・エアフローで歯の表面の着色を落としていきましょう。
さらに、ホワイトニングで歯を白くキレイに保てると見た目だけでなく清潔感や自信にもつながります。

◆最後に

冬は知覚過敏の症状が現れやすい季節です。
少しでも違和感を感じられたらぜひ当院へご相談にください。
また、当院エアフロー・ホワイトニングですが多くの患者さまからご好評をいただいております。
初めての方もお気軽にご相談くださいね!
皆様のご来院をお待ちしております。

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