こんにちは芦屋まにわ歯科です。
だんだんと肌寒くなってきましたね。
皆さまご体調はいかがでしょうか？
今回は呼吸についてのお話です。
実は呼吸の仕方は歯並び・見た目・全身の健康に大きく関係しています。
◆大切なのは鼻呼吸です
鼻には空気を温めて加湿しウイルスをブロックするという大切な機能があります。
また、舌が正しい位置に収まると歯列が安定し自然とお口を閉じることができるため、”お口ポカン”の予防にも繋がります。
◆口呼吸がもたらす影響
小児の場合
・舌の位置が下がり、上あごの発達が抑えられる
・歯並びがデコボコになりやすい
・口元がぽかんと開いた「お口ポカン顔」になる
・集中力が続きにくくなることも
成長期は顔の骨格が形成される大切な時期です。
呼吸のクセが将来の歯並びやお顔立ちに影響することがあります。
矯正治療中の方
せっかく矯正で歯を動かしても舌の位置や呼吸のクセが変わらないと後戻りの原因になることがあります。
正しい鼻呼吸を身につけることで安定した歯並びを維持しやすくなります。
審美面（大人の方）
口呼吸をしていると口が乾燥し、唇が荒れたり口角が下がりやすくなります。
また、口周りの筋肉がゆるみフェイスラインにも影響が出ることもあります。
鼻呼吸を意識することで口元が自然に引き締まり、若々しい印象を保てます。
◆口呼吸を治すためにできること
・鼻づまりがある場合は耳鼻科での受診
・「あいうべ体操」などで口周りの筋肉をトレーニングを行う
・寝るときに口が開く方は、医師・歯科医の指導のもと口テープなどの使用
・お子さまは「姿勢」も大切です。前かがみにならないよう意識をしてあげてください。
お口を閉じて鼻で呼吸することは、
「健康な歯並び」「きれいな口元」「健やかな成長」を支える基本です。
呼吸のクセは意識とトレーニングで少しずつ改善できます。
気になる方はぜひお気軽に当院にご相談ください。
皆さまのご来院をスタッフ一同お待ちしております。
