歯科コラム

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歯ぐきが下がった悩みに応える再生治療「根面被覆」最新テクニックを東京で学んできました

2025.10.03
歯ぐきが下がった悩みに応える再生治療「根面被覆」最新テクニックを東京で学んできました

こんにちは。芦屋まにわ歯科です。
先日、東京にてブラジルのグスタボジョルダニ先生による「根面被覆(歯ぐきを元の位置に戻す治療)」をテーマにしたハンズオンコースを受講してまいりました。
日本で講演や実習をされるのは今回が初めてとのことでとても貴重なセミナーです。
世界的に有名な先生から直接学べる機会はなかなかないため、この日をとても楽しみにしていました。

歯ぐきが下がるとどうなる?

年齢や歯みがきの強さ、歯並び、かみ合わせなどが原因で「歯ぐきが下がる」ことがあります。
歯ぐきが下がると歯が長く見えてしまったり、冷たいものがしみたり、歯の根元にむし歯ができやすくなるなど、さまざまな問題につながります。
そのため「歯ぐきを元の位置に戻す治療=根面被覆(こんめんひふく)」がとても大切になります。

根面被覆の多様なテクニック

根面被覆の多様なテクニック

実習では根面被覆に関する複数のテクニックを実際に行い、それぞれのメリット・デメリット、適応症例を整理しました。
従来法から近年注目される低侵襲アプローチまで幅広くカバーされており、臨床に応用する上での引き出しを増やすことができました。
特に、患者負担を軽減するための結合組織採取法、また採取した組織の応用方法については、今後の臨床の質を高める上で重要なポイントでした。

自身の治療の振り返りと再構築

今回の学びは新しい知識の獲得にとどまらず、これまで自分が行ってきた臨床の復習・再検討にもつながりました。
同じ処置でもアプローチが複数存在し、それぞれに理論的根拠と臨床的利点があります。
世界的指導者から直接学ぶことで、今まで見落としていた細部や考慮すべきポイントに気づかされました。

熱意ある仲間との学び

熱意ある仲間との学び

参加者は日本各地から集まった、今後の歯科界を担う先生方が中心でした。
同じ志を持つ仲間と学ぶことで、知識の共有やディスカッションを通してさらに理解が深まり、自身のモチベーションも高まりました。
このような環境に身を置けたことは大変貴重な経験です。

最後に

最後に

このような貴重な機会を企画してくださった 5D young の先生方に心から感謝いたします。
これからも国内外の新しい知識を積極的に学び、得た技術を活かして患者さまに「安心して受けられる治療」「できるだけ負担の少ない治療」をご提供できるよう努力してまいります。

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