歯科コラム

Column

出っ歯が気になる20代女性の矯正治療症例

2025.06.27

こんにちは。
芦屋まにわ歯科の院長、馬庭です。

今回は、「出っ歯が気になる」というお悩みでご来院された20代女性の患者さまの矯正治療についてご紹介いたします。

矯正前

  • 矯正前
  • 矯正前

矯正後

  • 矯正後
  • 矯正後

主訴(お悩み)

「前歯が出ていて、口元が気になります」とご相談を受けました。
お話を伺うと、笑ったときの印象や、横顔のラインも気になっていたとのことでした。

診断と治療方針

診察の結果、上下の前歯に前突傾向があり、いわゆる「出っ歯」の状態でした。
見た目だけでなく、噛み合わせにも影響が出ていたため、マルチブラケット(ワイヤー)矯正による治療を行うことにしました。
スペースを確保するために、上下左右の小臼歯(前から数えて4番目の歯)を計4本抜歯しています。
この患者様は歯のガタガタも強かったため、口元の改善と叢生(歯のガタガタ)も改善する必要がありました。

治療内容

  • 装置:マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)
  • 抜歯:上下左右の第一小臼歯(計4本)
  • 通院頻度:月1回程度の調整
  • 治療期間:18ヶ月
  • 治費用:935,000円(税込)

経過と結果

治療の途中には歯が動く際の痛みもありましたが、患者さまは非常に前向きに通院してくださり、18ヶ月で治療を終えることができました。

治療後は、前歯の突出感がなくなり、口元がすっきりとした印象になりました。

ブラケットをつけた矯正治療の際には、マウスピース治療に比べてプラークコントロールがしにくい傾向があります。

この患者様は矯正治療中もプラークコントロール良好な状態を維持しており、治療後にも特に新し虫歯などはできていません。

リスク・副作用について

  • 歯が動く際に痛みを伴うことがあります
  • 抜歯を行う必要がある場合があります
  • 装置に違和感を感じる期間があります
  • 歯磨きがしづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが上がることがあります(そのため、治療中は定期的なメンテナンスが重要です)

最後に

矯正治療は見た目の改善だけでなく、噛み合わせやお口全体の健康にもつながる治療です。
同じように「出っ歯が気になる」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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